ブラック企業についての勉強会に参加しました。

社会保険労務士の勉強会に参加しています。

今回のテーマは「ブラック企業」と「最近の労働法制」についてです。

「ブラック企業」という言葉自体曖昧なところがありますので,厚生労働省では,「若者の「使い捨て」が疑われる企業等」と呼んでいます。厚労省では,若者の使い捨てが疑われる企業等に対し,監督指導を行っていますが,過重労働・法令違反の割合が高く,約8割に労基法違反が認められたとの結果を発表しています。詳細はこちらをご覧ください。

新卒社員を酷使した労務管理体制になっており,過重労働、パワハラ,セクハラ,うつ病等によって『若者が使い捨てられること』がいわゆるブラック企業の問題の本質です。

そのため,厚労省は,「過重労働による健康障害防止のための総合対策について」との通達において,過重労働による業務上の疾病を発生させた事業所であって,労基法違反が認められるものについては,司法処分を含めて厳正に対処するとともに,「若者応援企業」宣言事業を立ち上げ,若者の採用・育成のため,一定の労務管理の体制が整備されている中小・中堅企業を「若者応援企業」として、積極的にマッチングやPR等を行うこととしています。

平成26年5月27日には「過労死等防止対策推進法」が衆議院で可決されました。

いわゆるブラック企業は,若者の健康・人権を侵害するだけでなく,副次的に,医療費の増大,税収の減少,生活保護世帯の増大,健康保険財政の悪化を招き,国家的損失も大きく,国をあげての対策が必要とされています。近時の行政の対応,立法の動向までを広く勉強し,意見を交換しました。


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