第2回中小企業専門家養成講座を受講しました。

第一東京弁護士会の第2回中小企業専門家養成講座を受講しました。

今回の講師は、東京理科大学教授の松島茂先生です。

テーマは「中小企業政策の変遷―中小企業庁設立と中小企業基本を法を中心に」です。

中小企業政策は,1948年の中小企業庁の設立,1963年の中小企業基本法の制定,1999年の中小企業基本法の抜本改正を経て現在に至っています。そこでは,中小企業は,市場競争の担い手であり,イノベーションの担い手であり,魅力ある雇用創出の担い手であり,地域経済社会発展の担い手であるとされ,これらの役割を果たせるようにするための,バランスのとれた政策が必要であるとされています。

少子高齢化及びそれに伴う人口の大幅な減少が予想される中,このままいけば,日本の市場自体が縮小していくことは避けられないでしょう。日本の市場自体が縮小すれば,多くの中小企業は廃業に追い込まれていきます。活力ある中小企業まで廃業せざるを得なくなることもあり,事業承継対策をとることは不可欠です。また,グローバリゼーションが進展する中,中小企業は,海外展開,イノベーションなくして存続することは難しいでしょう。

このように複雑に展開している現代社会では,単なる法律問題だけでは解決できない問題も多く,これからの弁護士は,経営戦略,経営判断と無縁ではいられません。

非常にためになる内容で,中小企業専門家養成講座の名にふさわしいものでした。

講義終了後は,松島先生を囲み,中小企業部会の面々と会食をしました。活発な意見交換がなされ,こちらも大変勉強になりました。話題は多方面に及び,楽しいひと時を過ごしました。


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