中小企業専門家育成講座(第三者承継についての法的問題点)を開催しました。

 いつもは講座に「参加しました」との表現ですが、今回は「開催しました」との表現になっています。今回、研修を主催している中小企業部会の部会長が体調不良で欠席のため、副部会長の私が急遽司会を担当することになったからです。

 今回も約120名の参加者があり、会場もほぼ満席でした。人前で話すのも100人を超えるとかなり緊張します。

  講師は、第一東京弁護士会中小企業部会会員の先生方3名で、具体的な設例を挙げて順に検討していくという方式でした。

 講演では、「株券の時効取得、スクイーズアウト、事業譲渡と債務整理」等の論点を交え順に話が進みましたが、具体的な制度の説明を十分にする時間はないので、それらは弁護士であれば当然わかっていることが前提になっていたこと、幅広い分野の問題が複雑に絡み合っていることなどかなり先端的で高度な内容になっているのではないかと感じました。
  
 講義後回収したアンケートの評判は上々で講座終了後も10分近く時間をかけて詳細な意見を記載してくれた先生方がいらっしゃいました。
 
 講座終了後は、いつものように懇親会に参加し、意見交換をしました。次回以降も継続して参加する予定です。

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